皮むき間伐

うわじま圏域子ども観光大使の活動日

今回は、宇和島市御槇の山奥での皮むき間伐体験。

 

お世話になったのはNPOナナの森の玉城さんたち。

 

日本の森林の現状や外国との関係など、お話をお聞きした後、早速森へ入ります。

 

10m四方のエリアの中に、どのくらいの太さの木が何本あるかを測定し、エリアの中の木の密集度を計算します。

木に番号札を付けたり

はじき出された数値と木の生育状況を基に、どの木を間伐していくのかを決めます。

 

そのまま残しておく木にピンクの紐を縛っていき、間伐すべき木にカマで傷をつけ、そこにヘラを木槌で叩き、皮をはがす準備をしていきます。

 

ヘラを上下に動かして、幹と皮をはがしていきます。

 

そしてぐるりと周囲の皮をはがし、みんなで手分けして皮を持ちます。

 

いよいよクライマックスです。

「レッツ!!」

玉城さんの掛け声とともに、

「きらめき~~!!!」

みんなで息を合わせて皮をグイっとひっぱると……。

 

皮が木の上に向けて一斉にべりべりとはがれていくのです。

 

こうして皮をむかれた木は、1年以上かけて立ったまま枯れていくそうです。

木の上の方にある葉っぱが枯れて、明かりがさし込むようになり、残された木がしっかりと育つことにつながるのだそうです。

 

最後は、河原に下りて感想発表です。

18人の子どもたちのほとんどが、自分から立ち上がって(指名なし)感想発表をしました。

成長してる!