子どもたちとは基礎講座以来の再会,うわじま子ども観光大使の交流会を開催しました。
参加したのは,うわじま子ども観光大使第2期生とその兄弟姉妹,総勢30名。
会場入りした子たちから,チャレンジランキング(通称チャレラン)で洗面器お手玉投げや将棋の駒積み,ペットボトルキャップ積みを楽しみました。
そしていよいよ交流会の開始。
絵手紙
山崎旭子先生(小池邦夫氏公認講師)をお迎えして,線の描き方から教えていただきました。
子どもたちは早速,小筆を持って線を描くことから始めます。
練習がお終わると,いよいよ絵手紙を描く画仙紙に本番。
「野菜は『へた』から描くといいですよ。」とのアドバイスを山崎先生からいただき,子どもたちはどんどん描き進みます。
色を付け,言葉を書き加えた子どもたちは,山崎先生のところに葉書を持って行きした。
すると,山崎先生が子どもたちの名前の一文字を,朱で付け加えてくださいます。
さらに山崎先生が,朱のハンコで一文字「夢」「幸」などと入れてくださいました。
「わあ,きれい!」
朱が入ると,子どもたちの作品がピッと引き締まり味わいがさらに深まった感じがしました。
俳句かるた
「目には青葉 山郭公(やまほととぎす) 初鰹」
「五月雨を 集めて早し 最上川」
こうした名句を20ずつ5色に分けて遊べる「五色名句百選かるた」(東京教育技術研究所)です。
どんどん対戦相手を変え,そこで友達の名前を覚え,お互いに相手に質問し合いながら交流を楽しみつつ進めていきました。
5連勝をした子もおり,びっくりでした。
勝っても負けても楽しめる,日本の伝統的遊び「かるた」です。
感想発表は「指名なし」で
指名なし発表というのは,「○○さん!」「ハイ」と指名されずに,自分から立ち上がって発言する方法です。
自分で立ち上がって意見を言うというのは,少々難しさもありますが,それだけに発言できるようになったときの成長度は大きいです。
うわじま子ども観光大使第2期生の子どもたちには,新しいことにもどんどん著線できるようになってもらいたいと思っています。
そして,人前でもどんどん発言ができるようになってもらいたいと思っています。
片付けも自分たちで
長机,椅子などの片付けを,子どもたちが自分たちの手で行いました。
うわじま子ども観光大使第2期生の子どもたちには,自分の力を他の人たちのために役に立てることのできる,そんな行動力のある子どもたちになってもらいたいと考えています。
そうした力を養う第一歩は,お手伝いにあります。
自分だけできたらOKじゃなくて,困っている人がいたらどんどん助ける。
自分がやれそうなことがあれば,どんどん手伝うのです。
周りに気を配ることって,とても大切ですよね。
うわじま子ども観光大使の子たちは,それぞれ違う学校から集まっていますが,チームメイトとして気を配れるようになってもらいたいのです。
気配りができる,行動力がある。
そんな子どもたちが宇和島の魅力をたくさん体験すれば,どんどん周りに宇和島のよさを伝えていくことができると思うのです。
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