今回は、愛媛県の柑橘栽培をリードする柑橘ソムリエの奥谷さんの園地でのみかん狩りです。
みかん狩りをする場所はいくつもあるけれども、私、宇和島圏域の子どもたちには、農家の方々が実際にみかん栽培をしている斜面でみかん狩りを体験してもらいたいと思っています。
この日、入らせていただいた園地も、すごい斜面でした。
足を滑らせるだけでなく、収穫したみかんがコロコロと転がっていく場面が何度もありました。
柑橘ソムリエ愛媛 理事長の二宮新治さんが持ち来られた糖度計を用いての糖度コンテスト。
二宮さんから教えていただいた、おいしいみかんを見付けるポイントを頭に入れて園地に散って行く子供たち。
しばらくすると、子どもたちがみかんを持ってき始めました。
みかんを一房、二宮さんに手渡し。
二宮さんは一かじりして汁を器具にたらします。
「なかなかうまいねえ……。」
器具をのぞき込む二宮さん。
「13.2!!」
「おおっつ、出ましたね13越え!」
その数値が大きいほど甘いのです。
この日のコンテストの一位は、Kくんのみかん。
糖度「14.3」でした。
14を越えたみかんを見つけたのは、昨年度のKちゃん以来2人目です。
糖度コンテストの後は、子どもたちは袋いっぱいのみかんを収穫し、いただいて帰りました。
「おいしそうなみかんばっかり選んどるなあ。」
子どもたちが抱えているみかんの袋を見ながら、二宮さんと奥谷さんが、言いました。
このことをきっかけに、子どもたちがさらにみかんを始めとする柑橘に興味関心を持ってくれるといいなと思います。
お世話になった二宮さん、奥谷さん、ありがとうございました。
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