柚子狩りお手伝い

「柚子の収穫をしようにも、人が足りんのですよ……。」
柚子農家、伊勢本さんからこのお言葉をお聞きしたのがちょうど2年前。
それなら子ども観光大使の講座を「ひたすらお手伝い体験」にすればいい!
そう考えて、今回は「柚子狩りお手伝い」と銘打っての開催。

日吉の上鍵山にある伊勢本さんの園地まで移動した7人の子どもたちは、JAえひめ南の小川さんによる収穫方法の説明を聞いた後、早速収穫開始。
今回は、保護者の方々もいっしょに収穫手伝いをしてくださいました。

手に小さなかごを持ち、とげ対策の皮手袋とゴーグルを付けての収穫は1時間ほど続きました。
だんだん作業に慣れてきて、ゴーグルを外しても安全に収穫できるようになった子どもたち。
気が付くと、柚子でいっぱいになったキャリーが5つほど。
「これは、伊勢本さんたちが朝から収穫されたものですか?」
「いいえ。みなさんが取ってくださったものですよ!」
「ええっ!? ほんとですか?」
そういってあちこちに散らばっているキャリーを集めてみてびっくり。
みんなで収穫した柚子は、なんと大きなキャリーは10もありました!

「助かりました!!!」
伊勢本さんご夫婦は、とっても喜んでくださいました。
子どもたちと保護者の方々が収穫してくださった今回の柚子は、実際に商品として出荷されることになります。
来年度、もっとコロナが収まっていれば、うわじま圏域子ども観光大使で声を掛け合い、もっと大人数でお手伝いに行きます!