これぞ宇和島鯛めし

宇和島の郷土料理はたくさんありますが、やはり大人気なのは「鯛めし」です。

刺身をたれに漬け込んで、ご飯の上にかける、あの食べ方です。

これを、鯛を水揚げするところからやろうというのが今日の講座でした。

 

いけすから網ですくい、目の前でしめます。

バタバタと体をばたつかせる鯛。

すぐに血抜きをします。

鱗をはがし、いざ調理場へ。

夕方の部では、しめた後鱗をはがした鯛がまだ生きていて、子どもが運んでいる途中にバタついてトレーから転落。

あわや再度海の中へと戻るところでした。

間一髪セーフ!

 

調理場へと会場を移し、鯛をさばきます。

言うは易し行うは難しといいますが、こればかりはやってみなければ分かりませんし、上達もしません。

本日のメイン講師である君枝さんから手ほどきを受け、子どもたちは果敢に挑戦しました。

まず、鯛をしっかりと押さえ包丁を入れていきます。

次に、3枚におろした後は皮をはがします。

ぬるぬるする皮をしっかりとつかみ、包丁を立てながら皮を引っ張っていきます。

そして、包丁を引くようにして刺身にしていく。

時間がたつにつれ、子どもたちの包丁さばきは少しずつ上達していきました。

 

鯛めし以外にも、鯛そうめん、さつま、ふくめん、そして丸ずしにも挑戦しました。

3班に分かれ、次から次へと調理していく子どもたち。

やればできるじゃん!と感心しました。

 

楽しい調理の時間はあっという間に過ぎ、待ちに待った食事の時間です。

昼の部も夕方の部もすごい食欲で、次から次へと食べていく子どもたち。

やっぱり自分たちの手で料理したものは、味もまた格別ですね。

 

写真をご覧ください!