私たちうわじま子ども観光大使を迎えてくれたのは、宇和島水産高校の生徒さん。
礼儀正しい生徒さんが、駐車場や部屋の入口で待っていてくれたのです。
挨拶はもちろんのこと、履物を出してくれたり、次々と行動のアドバイスをしてくれたりします。
胸にはひらがなで名前テープを貼ってくれていて、小学生相手という気配りが感じられました。
2階に上がり荷物を置いて、早速調理用の服装に着替えます。
生徒さんお二人が、何人かがまとまって1階に降りる段取りを教えてくれました。
子どもたちをトイレに行かせてくれたり、細かく気配りのできるお二人でした。
じゃこ天作りを教えてもらう大きな調理場に入るために、まずは手を洗います。
優しく丁寧に生徒さんが教えてくれるので、子どもたちの表情はとても穏やかでした。
腕まくりをし、肘までしっかりとまず水をかけて洗います。
そして手洗い洗剤を使って肘まで洗います。
さらに専用のミニたわしを使って、爪と手のひらをきれいに洗います。
食品を扱うことの責任の大きさは、このような部分にも表れているのです。
私が調理場に入ると、すでに子どもたちを並ばせてくれていました。
これも生徒さんのお仕事です。
よく通る明るい声で並ばせてくれていました。
通常は私が始めの段取りをするのですが、生徒さんたちはすでに動きに入っていました。
サッと前に並んだかと思うと、挨拶があり、自己紹介が始まりました。
よくとおる笑顔のすてきな生徒さんばかりです。
「好きな魚はマグロです。特に赤身が好きです」など、好きな魚とセットでの自己紹介に子どもたちはぐっと引き付けられました。
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